
めまい・・・今日はめまいについて少しお話をします。
私たちがお役に立てるであろうと思われるめまい
1. 頭位性めまい
2. 起立性調節障害
3. PPPD 持続性知覚性誘発めまい
4. メニエール病
の4種です。
(注)前庭神経や聴覚神経その他に原因がある場合や、特に脳血管障害の恐れがある場合は専門科への紹介となります。
では、症状別では?
groupA
a回転「ぐるぐる回る」
b浮動性(浮遊性)「ふわふわする」
GroupB
難聴・耳鳴り
aあり
bなし
GroupC
持続時間
a短時間
b長時間
例えば・・・回転性のめまい-難聴・耳鳴りあり-長時間持続する。
具体的には・・・
・頭位性めまい
回転性のめまい(目の前のものがぐるぐるする)
特定方向に向いた時突然起こるめまい。
起こらない(少し楽な)方向がある
数十秒から数分で収まる
眼振あり(横方向)
難聴耳鳴はない(前庭神経・聴覚神経には関与していない。)
前庭にある耳石の動きにより身体の傾きを感じ、三半規管ではリンパ液の動きで傾きを感じる。
前庭の耳石は剥がれて三半規管へ入り込むと三半規管を刺激し平衡感覚を正しく感じる事が出来ずめまいを起こす。
・起立性調節障害
浮動性(浮遊性)のめまい(ふわふわした)
頭を上げた時クラクラする。
寝た状態と座っている時での血圧の差が10~12mmHg以内で1分以内にその差が回復しない。
・PPPD 持続性知覚性姿勢誘発めまい
浮動性(浮遊性)のめまい(ふわふわした)
MRI異常なし
長時間時持続する
朝より夕方に悪化
立っていると症状が悪化
スーパーの陳列棚を端から見てくると悪化
・メニエール病
回転性のめまい
難聴・耳鳴りを伴う
眼振あり
それぞれの治療の方法は異なりますが、めまいの主な原因は
平衡感覚(三半規管)
視覚(目)
深部感覚受容器(足裏)
この3つの情報を脳が整理し処理します。
しかし、この一つ一つの情報が過多・過少により脳自体の情報処理バランスが崩れ
結果めまいとして現れます。
頭位性のめまいや起立性調節障害は比較的手技のみで早く回復しやすいですが、PPPDやメニエール病に至っては薬物療法(セロトニンの調整薬・ステロイド)を併用した方が効果も早く、特に長患いの方にはまず症状を落ち着かせる為にもお勧めします。
その後、原因になっている部位や再発予防も兼ね治療をする方がお身体へのご負担も少ないかと思います。
では、治療のプランです
頭位性のめまいに関しては、耳石を排出する事に専念し、(プラス)カイロプラクティック・アジャスト
お帰宅後、耳石の排出を促してくれる体操を指導いたしますので、確りと実践していただきます。
起立性調節障害は、自律神経を整える治療(頭蓋調整)とセレトニンの分泌を手助けする手技(内臓マニュピレーション)をおこないます。
規則正しい(食)生活を心掛けるようお願いしご帰宅して頂きます。
PPPDは、脳を休めるタイプの頭蓋調整と内臓マニュピレーションで様子をみます。その後改善が見込めるようになれば、脊髄液の循環が活性化するタイプの手技を加えていきます。
無理のない生活リズムの改善を心掛けていただきます。
メニエール病は、頭蓋調整がメインになりますが、特に症状の激しい方はステロイドを併用した治療が有効です。
その他、症状や個人様により治療プランは異なりますので、その都度お聞きください。
土曜・日・祝・祭日の施術ご希望の方は前日までにご相談ご予約お願いいたします。
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